上条政繁の扱い
戦国上杉家に興味があってトラマのブログの戦国関連記事を
何度か目を通している方だけお読みください。
密かに書き進めようとしている文物で扱いに厄介な武将が何人かいる。
その中の筆頭が上条政繁。
彼をどう生かそうか、否、どこでお亡くなりになっていただくか(笑)
を思案しているのである。
上杉景勝と正室お菊の方との間には
ついに世継ぎが生まれなかった(後継者である定勝は側室の子)
つうわけで一族から養子を取らないといけない立場なのであるが
数少ない血縁者が一門衆である上条政繁の息子たち。
政繁が景勝の姉と結婚したのか、妹と結婚したのか
いささか不明な点があるのだが
年齢的に考えて景勝の姉ではないかと私は推測しているので
姉婿ということにする。
で、三人の息子も景勝の姉との間の子供ということにする。
問題なのは上条政繁が歴史上では上杉家を出奔していることなのだ。
上条の出奔の理由は諸説あって、どれもうなずけるものばかりなのだが
そうなると三人の子供の扱いはどうなる?って感じなんですわ。
で、トラマが考えたのは
上条政繁さんにどこかで戦死していただく
ってことなんですけど。。。
いやそのほうが景勝側にとってはメリットが大きいと思うんですよ。
謙信が景勝を引き取った史実を思い浮かべていただければ
トラマが何を言いたいのかわかると思います。
政繁が戦死したとすると後に残された姉と子供たちは当然景勝が引き取ります。
そうなると彼らはいずれ景勝の養子となるわけでして
まず後継者ができる(しかもスペアが二人)。
それから一門衆の再編ができる(政繁と景勝は円滑な関係とは言い難かった)。
まあ毛利三兄弟みたいに優秀であればなおいいのですが
そういう話は聞いたことがないので(笑)
ただ上記の謙信が景勝を引き取ったときとは異なり
政繁の死が息子たちに疑念を抱かせるようなものではあってはならない。
ここがミソだと思うんです。
当初は政繁が北信濃の郡代をやっているときに
真田の調略にひっかかった国衆に殺されるって展開を考えてたんですが
その後のストーリー展開上で真田はキーパーソンになるので
いらぬ疑いを真田(と景勝&兼続)に抱かせるのはマズイって思って
じゃあどのシチュエーションがいいのか考えたんですが・・・
景勝が新発田重家に破れる法正橋の合戦で
景勝を逃がすために犠牲になって・・・・
って展開のほうがいいのかなァ。。。
佐々成政や徳川家康との戦いで戦死っていうのは
あまりイメージが沸いてこないんでねぇ。
うーん・・・・・
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Comments
ここはすなおに「病死」じゃダメっすか?
「政繁≠義春」説を採用するなら、政繁はその後、杳として行方不明なわけですが、元来、景勝との関係が険悪だったわけではなさそう。
結果的に出奔したとはいえ、少なくとも御館から本能寺までの最も多難な時期の景勝を陰で支えきた武将なんだし、景勝が死後その功を嘉するだけの動機はあるんでは。
景勝を支える気苦労がたたっての早死にだったのなら、なおさら(笑)
Posted by: 鶴居村 | May 20, 2008 at 09:38 PM
>鶴居村さん
いやいや史実の政繁さんはかなり長寿な方ですから
それは不可能というものですよ。
っていうかそれだとドラマチックじゃないしw
三男の義真もバケモノみたいに長生きしてるから
景広に世継ぎが生まれなければ彼が・・・
なんてこともありえたかもしれない。
Posted by: トラマ | May 21, 2008 at 10:30 AM
では、挑発的仮説。
『政繁こそ義理の弟に暗殺された(注:政繁≠義春の場合)』
政繁が高野山にでも入ってくれるならともかく、徳川を出奔した石川数正みたいになられては、機密事情バレバレで景勝は大いに困る。
もともと政繁にその気がないとしても、伊達政宗・成実の頃とはちがい、当時の豊臣が「寝返り者」を見逃すとは考えにくい。
敵方に奔られては損害が大きすぎる上に、関係修復は不可能。
となると、景勝としては政繁を「消す」よりほかないのでは?
そもそも景広は、実子のない景勝にずっと随従していたにもかかわらず、現実には後継者に指名された痕跡がないっつうこと自体、先代・謙信が、叔父→甥の養子相続の先例を作っている上杉家中においては珍現象ではないでしょうか。
(ここいらの理由は、政繁=義春なら明快なんですが)。
Posted by: 鶴居村 | May 21, 2008 at 11:30 AM