ブラジル戦、相手が疲れていたのもあったので多少割り引かないといけない
部分もあるんだろうけど、内容的には満足できるものではないでしょうか。
コンフェデ3試合のうちメキシコ戦は前半だけ、ギリシャ戦は後半だけしか
見てないので言い切っちゃうのは危険な気もしますが
この3試合を見る限り、代表チームの進む方向性は間違っていないと思います。
人もボールも動く組織的かつクリエイティブなサッカー
言葉で表すのは簡単なことですが、これが日本代表の目指すスタイルでしょう。
その流れはW杯最終予選バーレーン戦から続いていると言えます。
柳沢の起用(復帰)によって前線に起点ができました。
彼は巧みな動き出しと正確なワンタッチプレーでリズムを生み出してます。
U-20の平山のポストプレーと比較するとより顕著です。
動きながら攻撃の起点になれるのです。
さらにスペースを作る動きにも長けるために、2列目の選手(中村・小笠原)の
飛び込みを誘発するのです。
2列目・3列目の選手の追い越す動きこそが日本サッカーの攻撃時における
キーポイントであると思うので彼の起用はヒットであったと思います。
もちろんセントラルミッドフィルダーの中田英寿の存在も大きいです。
彼から柳沢へ入れるパスから攻撃は始まっているのですから。
この流れをより攻撃的にしたのがギリシャ戦・ブラジル戦だったと思います。
2列目だけでなく1.5列目気味の玉田の飛び出しを呼び込もうとして
ある程度成果があったのがギリシャ戦でしょう。
玉田本人は残念ながらゴールはできませんでしたが
より得点に対して貪欲なプレーができる大黒は見事2ゴール上げてます。
またアウェーのイラン戦やホームでのバーレーン戦と比べても
DFラインが高めに設定されており、よりコンパクトな感じがしました。
やっとチームが目指すべきスタイルが見えてきたのではないでしょうか?
問題はこのスタイルを1年間貫くことができるのか、ということと
バックアップメンバーのより一層の充実でしょう。
この大会では加地が吹っ切れたかのような働きをしており
サポーターを安心させていますが彼の控えはベンチにはいません。
一応三浦がいるにはいますが最適の人材かというと???です。
一方左サイドのアレックスはある意味彼らしいプレーに終始してます。
「ジーコジャパンはファミリーである」とマスコミなどで評されてますが
今のメンバーがそのまま本大会まで状態を保っているという保障は
どこにもないのです。
ジーコ(だけでなく最近の日本代表と名が付く監督もだが)に一番欠けているのは
先を見据えた戦略です。
たかだか一年しかありませんが、それでも先を見据えた
若手選手の発掘をもっと積極的におこなって欲しい。
それだけの人材がJリーグには眠っていると思うので・・・
ただブラジルのシンプルなパス交換はしびれました。
アレは相当の技術力を持っているからこそできるんですね。
実戦的な技術力を若手世代からもっと高めていく必要を
ここ数日間の試合でサッカー協会関係者は改めて感じたのではないでしょうか。
まかり間違っても結果だけを追い求めた守備的サッカーなど
日本人には受け入れられないと思うんですがねぇ>田島さんと大熊さん