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May 07, 2005

仮名 真北越戦記 執筆進まず(爆)  

たまには歴史ネタを書こう(笑)
3日にネタの仕入れと暇つぶしに図書館へ。
図説中世の越後、新潟市史などを片手に資料を漁っていた。
またつい先日大和ミュージアムで撮影した亀甲船の画像を見ながら
思ったのは、想像以上に中世の人たちの海上交通の利用度の高さである。
特に日本海交通は江戸時代になる前までは
太平洋側以上に盛んであったということである。
で、今進めている(?)企画ものだがこの日本海流通がカギとなるのだ。
戦国の水軍というと瀬戸内の村上水軍や伊勢湾の九鬼水軍が有名どころだが
日本海の水軍(海賊衆)はあまり聞かないですね。
鳥取城の篭城戦に加わっていた奈佐日本乃助くらいしか思い浮かばない。
彼は確か隠岐の海賊衆だったと記憶しているのだが・・・
陸戦国の武田でさえも水軍がいたのに(寄せ集めみたいなもんだが^^;)
上杉に水軍がいないはずがない、というところからスタートしました。
実はちゃーんとあるんですねェ。
謙信は二度上洛してますがそのうち一度は海路を利用しております。
ただこのときは本願寺の海賊衆も協力していたようです。
その後本願寺とは敵対関係になるので本願寺傘下の海賊衆の協力は
得られず、また謙信も関東方面での泥沼の戦いにはまり込んでしまいます。
ただ越後国内での合戦(本庄繁長の乱)で新潟へ兵を集めた、と
史書にあるので目立ってませんが活躍はしていたのでしょう。
謙信の後を継いだ景勝のときに海賊衆はいかなる働きをしたかと言えば

1.本能寺の変の直前に能登へ長景連を送り込み織田家北陸方面軍の
後方撹乱をはかった(前田利家・長連竜の働きであっさり沈静化)

2.佐渡出兵の際に1千隻もの船を動員した。

3.朝鮮出兵(?)

3を?としたのはまだ資料で確認していないからです。
ただ直江兼続配下の与板衆の立屋(立岩)喜兵衛というのがいますが
彼が船団を率いて米の売買などを行ったり物資の搬送を
やっていたという記載はあったので
何らかの活動はおこなっていたんでしょう。
何よりも越後の国事態が大河川だらけの国ですから船がないと
荷物の運搬などができません。
ところが戦記書などを見てもあまり記述がないのは・・・
もしかしたら景勝や兼続が上田衆(今の魚沼地方)出身なのも
影響あるのかもしれません。
この辺はまた改めて記述したいと思います。

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Comments

いよいよですね!
今月号の歴史群像で受賞結果が発表されていましたが、シミュレーションが1編も受賞しなかったようです。
次回、狙い目かも!?

Posted by: 三楽堂 | May 08, 2005 at 07:15 PM

三楽さん、まいどです。
そうですかシミュレーション部門0ですか・・・
まあそうでしょうね、最近出ている戦国モノの小説は
立ち読みでしか見てませんがお世辞にも
レベルが高いとはいい難いものばかりです。
何よりも執筆者に勉強が足らないように思えます。
かといって私のほうもなかなか進んでいないのですが(^^;
メモと資料は増えるのですが肝心の本文が・・・(汗)

Posted by: トラマ | May 09, 2005 at 11:14 AM

コメントありがとうございました。歴史、戦国関連はブログ一通り読まさせていただきました。凄いです!!素直に真北越戦記 楽しみです。上杉家臣団としてのお話になるのかとは思いますが、今回触れておられるような海軍や商業船団の活躍というものに関しても単純に『読みたい!』と感じますね。高田屋嘉兵衛とかにしろ坂本竜馬にしろ『海』というもののダイナミズムのおかげでイメージが一段上がってる感じがします。
広告業界にいる私が言うのも変なのですが、TV→FM→映画→出版という流れで『コラボ』などという良さげな名称で誤魔化す商業主義が氾濫し、ホンマの、骨太な、良質コンテンツが減っていくのは日本の危機だと感じたりしています。
 トラマさんのこのブログに至れたことを幸運に感じたりしています。めちゃめちゃ良い刺激をいただきました。ありがとうございました。
 ブログ初心者として迷い迷い書きつつ、未だトラマさまのような骨太な幹を見出せていないのですが、『とにかく継続すること』をまずは遵守していくつもりです。
今後も寄らせていただきます。いろいろと教えてくださいませ。

Posted by: マイルス | May 09, 2005 at 01:38 PM

マイルスさん、ご訪問いただき恐縮です。
また勉強不足な上拙い文章にコメントをいただき
ありがとうございます。
歴史小説についてはまだプロローグをどこから
立ち上げるかで悩んでいる状態であるのと
久しく長文を書いていなかったツケが出てきているため
なかなか進みません。
が、資料は先にコメントいただいた三楽さんをはじめとする
方々の協力もありまして集まってきており。
一応青写真は浮かんできております。
進行していけば時々ブログでアップしたいと思います。
お仕事も大変だと思いますが御互い頑張っていきましょう

Posted by: トラマ | May 09, 2005 at 09:25 PM

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